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袖丈について

袖丈についてですが、適正な長さより、長すぎる状態の方が圧倒的に多いと思います。ぴったりした長さなら、袖口からシャツが少しのぞくものですが、全くのぞいてない方がほとんどで、ひどい場合にはショップの販売員が長めに採寸してしまうこともあります。上着の袖丈は親指の先から10・5〜11cmのところが目安です。手の大きさは人によって違ってきますが、袖口からシャツが1〜1・5cmのぞく長さがベストです。これはぜひとも覚えておいてください。着丈はヒップがぎりぎり隠れるぐらいで、後ろ襟から床までの長さ(総丈)の半分ぐらいのバランスが基本となります。最近ではスーツのスリム化に伴い、丈も短めが流行していますが、お尻が見えすぎるのも品をそこなってしまいます。また、土着が長すぎるとルーズな印象になりますし脚が短く見えてしまうのでご注意を

自然な感じで求めて身に着ける

いいものを見る目が育った年齢でそういうものに出合える、自然な感じで求めて身に着ける、贅沢かもしれないけど、それが自分にとっての旬なのだ。憧れながら少しずつ手にしていく、抑えながら手にしていく。「あなたはいつも自分のお金で自分のものを買うのに、言い訳ばかりいって買うのね」と知人が笑う。そうなのだ。一つのものに出合うと、自分の欲しいものなら迷わず決断して買う。ぐずぐず考えこんだり、何日も迷ったりしない。決断が早すぎるのだ。早いのだけど、自分に言い訳をする。「着てみなければ人にも勧められないし、絵にだって描けやしないもの。年齢だって、決して早過ぎないし、贅沢ではないと思うのよ。それに前に買ったのだって五年以上着ているのだし、これだって一生ものよねえ」誰にいうのでもない、自分にそういい聞かせて買うのだ。何でこんなに後ろめたい気持ちでものを買わなくちゃいけないのか不思議だけれど、そういう性分なのですね。

スーツーフリークとは

スーツーフリークとは、目に見えない細部にまでこだわってイタリアのサルトリアやロンドンのサヴィルーロー、あるいは銀座の老舗の仕立屋で四十〜五十万かけてスーツを作らせるマニアックな人々であったり、郊外量販店にすら無理な注文をして「他人にはまねのできない自分だけのディテール」をスーツに装備するオタクな人々であったりする。彼らスーツーフリークの世界では、袖から裏地を省略したり、ポケットが特殊な仕様になっていたり、袖口のボタンが六つ並んでいたりすることは、ごく初歩的なこだわりにすぎない。互いのスーツをひっくり返しながらこだわりの成果をみせびらかし、称え合う男たちの目の輝きと視線の火花は、ゲームの裏技を披露しあう少年たちと変わるところがない。