学生の定番アイテムともいえる赤シート。専用の緑色マーカーが塗られた箇所や、赤ペンで書かれた文字が、この赤シートを使うことで隠れるというスグレものだ。この赤シートの熱烈な愛用者というのは多く、Sさんもそのひとりである。「赤シートを載せると文字が見えなくなるという遊び感覚が、何か楽しいのです(笑)。実際に使ってみても、かなり役に立つアイテムですし。自分の覚えたいところを隠せるという点が、暗記ものには向いている気がします。それに、覚えたいところだけをピンポイントで隠せるというのも、無駄がなくていいですね」と、赤シートを絶賛するSさん。彼女いわく、蛍光マーカーを使ったり、色ペンで下線を引っぱったりして覚えるのはNG。「そのやり方だと、覚えたような気になっているだけで、全然覚えていなかったりする。記憶したいところを、ただ重点的に見ているだけでは、やはりダメですね。隠してみてもちゃんと頭に浮かぶか、実際に自分で試すところまでしないと」というのが彼女の考えだ。では、おすすめの赤シートを、彼女は具体的にどのように使っていたのだろう。「先生の講義や板書をノートに書き留める際、ポイントとなる用語や文章を、赤ペンで書きます。こうしておいて、見直す際には赤シートを使い、授業ノートをそのまま即席の問題集として活用するのです」。この「即席問題集」を、何度も自分に問題を出すかのように、赤シートを使って勉強していたという。「最初はザッとひと通り読んでみる。次に赤シートを使い、覚えられなかったところには×印を付けながら、2回ほど見直す。連続で3回も目を通すと、少なくともその時点ではほぼ覚えられるもの。あとは、通学電車の中などで、×印が付いているところを軽く見ておけばバッチリ。もちろん、赤シート片手に、ですね」。また、学力を向上させるのに役に立つと個別指導が中学生の間で好評だそうです。